皆様こんにちは!
社会保険労務士法人「ことのは」
中小企業診断士の山下典明です。
- 任意のようではあるが、、、。
- 案内の隅っこに罰則が記されていることがある。
- 素直に協力した方が無難。
- 回答は矛盾なく!
普段仕事をしていると、国から見慣れない封筒が届きます。統計調査に関するモノ。つい先日は、「裁量労働制実態調査」に関するモノが、お客様事業所に届きました。※いろいろ書くと長文になるので、単純明快、要点だけ記します。
- 質問「これ、任意なのでしょうか?」
- 行政「・・・任意にはなりますが、なるべく、、、ん~、極力ご協力お願いしたいところです。」
よって、「裁量労働制実態調査」については「任意」です。
ならば、回答しないという対応もありですが、ここは素直に協力した方が良いと思います。
理由
- (公にはなりませんが)回答有無の記録が行政側に残る。
- (1社の影響力は小さいが)法整備に影響する・参加できる。
- (実態を把握することで)法施行に伴う経過措置が期待できる。
また、(言論の自由はありますが)選挙と同じで「無投票(無回答)であれば、国会(行政)の決定に文句を言える立場ではない!」という、メンタル面に影響します。回答しなかったが故に、メンタル面で弱気になるならば、回答した方が精神衛生において得策だと思います(※あくまで個人的見解です)。
- 案内の隅っこに罰則が記されていることがある。
これが怖い。モノによっては、案内文書の隅っこ(最終ページ等)に罰則(罰金)が記されている場合があります。何だったかはわすれましたが、「ご協力お願いします!」と任意かなと思いきや、「未提出の場合は罰金30万円を科す。」という文言が記載されていました。
- 素直に協力した方が無難。
実際には、未提出で罰則が実行されることは「ほぼない」と思いたいですが、、、。可能性としてある以上、このような場合は素直に協力した方が無難です。
- 回答は矛盾なく!
任意・義務、いずれの場合でも、回答は矛盾なく記載するようにしましょう。記載内容に矛盾があり、行政側での判断が難しい場合、記載内容に関して問い合わせの電話が入ることがあります(※行政窓口の方が電話すると言っていました)。
統計調査、「メンドクサ!」という気落ちは百も承知ですが、考え方を変えて「自社現状を見直すタイミング」と前向きに捉えてみてはいかがでしょうか。
中小企業診断士 山下典明
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