皆様、こんにちは。
ことのは、中小企業診断士の山下です。
本日は、助成金の支給申請をしてから入金まで、どの程度時間がかかるのか、2018年度になってからの状況(実務経験による)を記します。また、それ故(?)に生じている問題も記します。
- ほとんどの場合、入金まで「6ヶ月以上」かかる
- 審査問い合わせに即時対応しないと、翌月へ繰越される可能性大
- 6ヶ月以上前のことでも対応できるよう日頃の管理(本社機能)が肝要
※ 2018.8月時点
キャリアアップ助成金(正社員化コース)
2~3年前は、2ヶ月で入金というペースでした。
しかし、爆発的(?)人気に伴い徐々にペースダウン(遅延)、現在6ヶ月以上かかります。
※2018.12時点、8ヶ月程度の模様。。。
人材開発支援助成金(教育系)
こちらは、当初から「審査開始は半年後です」と、申請時に念押しされました。
つまり、6ヶ月が標準であり、審査により更に時間がかかることを、意味します。
「半年前のことを言われても~」となりますが、あきらめて(?)対応するほかありません。
- 審査着手までに時間がかかっている
実は、審査そのものではなく、審査開始までに時間がかかっているのです。
申請後、長い長い、とても長い「審査待ち行列」に並ぶことになります。
そして、いざ審査の順番がまわってくるのが半年後、という状況です。
こうなると、困った(対処し難い)問題が、生じることがあります。
実際にあった事例をもとに、以下記します。
- 審査開始時点(申請後6ヶ月経過)
対象者(従業員)が退職、下記対応は困難
△ 出勤簿に誤りがあり修正(署名・押印)
△ 受講内容の証明(署名・押印)
△ 賃金に誤りがあり遡り支払
お金の流れについて記憶・記録が曖昧(※管理不徹底)
△ どれがどれだか追えず、細かな説明が難しい(できない)
△ 現金出納帳(写し)の提出を求められても、、、#%&○×
△ 前期の話なので、、、#%&○×
もちろんのことですが、このような事象に対応していかなければ、助成金が入金されることはありません。場合によっては、不支給となることもあるでしょう。
これを「面倒臭い、余計なお世話」と捉えるか、「本社機能を見直すタイミング」と捉えるか、、、皆様の場合はいかがでしょうか。
◎ 助成金を活用する前に、是非とも弊社へご相談ください!
助成金を活用するにあたっては、
- 本社機能を見直す
- 労務管理を見直す
- 社内規程を見直す
など、申請手続き以外に「やっておくべきこと」が多々あります。
「そんな見直しをしなくても、手続きだけすれば良いでしょ!?」
⇒ 手続きはできるかもしれませんが、どれだけの手間(コスト)を費やしますか。
「申請手続きはコンサルタントに任せるから大丈夫でしょ!!!」
⇒ 手続きに必要な情報・資料を、コンサルタントに提示できますか。
○ 助成金申請代行・コンサルティング サービス
自社でご対応予定の場合であっても、、、「まずは相談してみたい!」というご要望ございましたら、お気軽にご連絡いただければと思います(下記TEL、E-mail、又はお問い合わせフォームからお願いいたします)。
中小企業診断士 山下典明
横浜・馬車道の社労士事務所「ことのは」
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