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社会保険「傷病手当金・埋葬料、被保険者死亡時の書き方(例)」(No.88)2018.6.14

皆様こんにちは!
社会保険労務士法人ことのは
中小企業診断士の山下典明です。


  • 項目名通りに書くと間違える(被保険者・相続人)
  • 相続人の続柄証明が必要(戸籍謄本)

被保険者の方が入院、治療の末、残念ながらお亡くなりになられた場合、健康保険から「傷病手当金」及び「埋葬料(費)」が支給されます。

この場合、支給申請書はどのように書けばよいのか?
書式の項目名に引っ張られてしまい、少々悩みます。


● 被保険者が死亡、配偶者(相続人)が支給申請する場合


どちらも、書面冒頭1段目、被保険者欄には死亡なさった方の情報を記入します。
それ以外については、配偶者(相続人)の情報を記入します。

この後者の記入、書式の項目名に引っ張られてしまい、間違うことが多いようです。

※他のページについては、いつも通りです。

書式を使って、上記について説明いたします。
画像をクリック、拡大してご確認お願いします。



例)傷病手当金支給申請書(1ページ目)
書式ダウンロード ⇒  https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g2/cat230/r124



例)埋葬料(費)支給申請書(1ページ目)
書式ダウンロード ⇒ https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g2/cat230/r129


● 記入ミスとして見かける例


  1. 項目「被保険者情報」の全ての欄へ、被保険者(死亡)の情報を記入してしまう。
  2. 項目「振込先指定口座」の欄へ、被保険者(死亡)の口座を記入してしまう。
  3. 上記1故に、項目「受取代理人の欄」へ、相続人の情報を記入してしまう。

これらに該当してしまうと、せっかく支給申請した書類が、役所から「返戻」という形式で戻ってきてしまいますので、ご注意ください。

追伸:
なお、相続人が配偶者であることを証明するためには、戸籍謄本(原本)の添付が必要となります。

中小企業診断士 山下典明


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