皆様こんにちは!
社会保険労務士法人「ことのは」
中小企業診断士の山下典明です。
- 令和3年度、最低賃金引き上げの方向
- どの地域においても「28円UP」の予定
新型コロナワクチンの接種率が上がっているとはいえ、感染拡大が顕著である昨今、最低賃金の引き上げがどうなるのか気になるところでした。現時点、決定ではありませんが、中央最低賃金審議会が答申を発表しています。
- 令和3年度、最低賃金引き上げの方向!
- どの地域においても「28円UP」の予定
厚生労働省発表によれば、「最低賃金引き上げ」は実行されるようです。
前年度は1円の引上げにとどまりましたが、今回は「28円」引き上げとなる予定です。
これが実現されると、東京都は据え置き「1,041円」、神奈川県は1円アップ「1,040円」になります。
- 各労働者の「時間単価」チェックが必要!
毎度、当ブログでも記載しておりますが、最低賃金引き上げが行われた場合、各労働者の時間単価をチェックする必要があります。時給者の場合は判りやすいのですが、月給者は所定労働時間で割り算するなど手間がかかります。また、固定残業手当を設定している場合も要注意です。最低賃金引き上げに併せて基本給等がアップした場合、固定残業についても「手当額」又は「時間」を検討する必要が生じます。
令和3年度、確定結果が出ましたら、当ブログでもお知らせしたいと思います。
なお、以下のブログ記事(clickするとブログ記事へ遷移します)もご一読いただけると、最低賃金改定における勘所がつかめるかと思います。
関連記事
- 給与計算「最低賃金UPでチェックすること①」(No.117)
- 給与計算「最低賃金UPでチェックすること②」(No.118)
- 給与計算「最低賃金UPでチェックすること③」(No.119)
- 給与計算「最低賃金に処遇改善加算を含めて良い?」(No.135)
中小企業診断士 山下典明
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