皆様こんにちは!
社会保険労務士法人ことのは
中小企業診断士の山下典明です。
事業継続計画(BCP:Business Continuity Planning)
どこかで聞いたことのあるワードだと思います。
3.11、東日本大震災の発生後、現地工場の操業停止や流通ルートの麻痺等が発生、多くの会社が危機的状況に陥ったこともあり、平常時の計画・訓練により緊急事態に備えるよう、国からも多くの喚起がなされました。
とはいえ、人間とは忘れやすい生き物です。平常時が長く続くと、そんな危機感も薄れてきます。私も例外ではありません。事業継続計画(BCP)という言葉は知っていても、具体的な策定までは行っていませんでした。身に覚えのある方は、多いのではないでしょうか。
12月29日、弊社「ことのは」では、事業継続計画(BCP)の策定を行うことにしました。
※参考記事:事業継続計画(BCP)入門コースをやってみた。
何か大掛かりなことのように思えますが、そんなことはありません。
約1時間程度でできる内容です。
経済産業省 中小企業庁から、事業継続計画(BCP)に関する指針、そしてフォーマットが公開されています。国が公開するモノだから、完成度の高い、見栄えの立派なもの、しかし運用となると手が出ないモノなのでは?と思いがちですが、、、この度はそのあたりを勘案、運用に耐えられるモノとなっています。入門・基礎・中級・上級、以上4つのコースが設けられています。
ホームページ:http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/
※色々ダウンロードできます。
弊社「ことのは」では、入門コースをやってみることにしました。
検討することは、、、
- BCPの基本方針 (チェックを入れる)
- 被害想定 (国が用意してくれている)
- 重要商品提供のための対策 (自社で考える)
- 緊急時の体制 (統括責任者や具体的対応)
- BCPの運用 (自社で考える)
以上の5つです。
検討するにあたり、みんなで画面を共有できるよう、国のフォーマットを基にパワポを作成いたしました。アップロードいたしますので、もし活用できそうであれば、ご自由にダウンロードしてください。
ダウンロード・・・ことのはBCP検討シート(ひな形)
検討イメージは、下記のようなものです。なんとなくササッとできそうですよね。
このササッと感、着手する上では重要です!
そして、たったこれだけのことですが、事前に考えておくとのそうでないのとでは、緊急事態が発生した際に大きな差が出ます。
2.被害想定
経済産業省 中小企業庁ホームページにてダウンロードしてください。
http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/download/level_d/bcpent_01.pdf
社内研修の一環として、事業継続計画(BCP)、実施してみてはいかがでしょうか。
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中小企業診断士 山下典明
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